生まれ変わるための宿
moksaは、日本仏教の母山とも称される比叡山の麓の“八瀬”という場所にあります。
ここには、古くは壬申の乱で背中に矢傷を負った大海人皇子の傷を癒すために村人が献上した”八瀬の窯風呂”という日本最古の蒸湯場があり、それ以降、心身を浄める場所として、貴族や武士たちに愛されてきました。
「moksa」とは、梵語で”解脱”や”解放"を意味する言葉です。
この八瀬という場所で、現代の暮らしに疲れた身と心を清め生まれ変わるような体験をしていただきたいという思いが、この名に込められています。
清流高野川の水を用いた蒸し風呂や、“気”を巡らせる様々な作法でのお茶に、大原の野菜や野草を用いた薪火レストラン。
八瀬という土地の力を取り込み、「再生」を味わう時間を、どうぞお過ごしください。